10月27日(金)

出席者  おっくん・ぬっきー・まき・るいこ

練習曲  『You're My Only Shinin' Star』『やさしさに包まれたなら』『あめふりくまのこ』
『アンパンマンたいそう』『Silent Night』『涙そうそう』

 最近買ったYUBA先生のヴォイトレの本に凝っているるいこ。今までいろいろと“歌がうまくなる”とか“ヴォーカリストのための”とかってタイトルについた本を買ってきたけど、アカペラーの永遠のテーマである、“みんなとハモるためには、オモテ声とウラ声の混ぜ具合いを加減してミックスヴォイスで歌いたい!”にしぼって書いてくれてある本。しかも“これを聴きながら、見本になって歌ってくれている女性ヴォーカルの声をマネすることによって、自分の《換声点》(オモテ声からウラ声に換わるポイント)がわかって、そこのところでコントロールしながらミックスヴォイスを作れるようになるハズ”というオマケのCDがついている。今日はこれを稽古場に持って来て、みんなでやってみる。
 “ミックスヴォイスを作るためには、ハッキリしたオモテ声・ウラ声を鍛えないことにはダメ・それが出来てこそミックスヴォイス”というのは“わかったようなわからんような”理屈なんだけど、ご本人お医者さんで、なおかつテノール歌手なので、1回信じて乗っかってみとこう、というわけ。まず、早く来たおっくんとるいこで1回通りする。

『シャイニングスター』
 今年のメロパクリパ用ウエディングお祝いソング。誰か結婚した/するから。今のとこはっきりしてるのは大工さん。(メロパクリパに絶対出る人でもないのに“お客さんで来てくれるやろう”というだけで歌おうとしてます・・・)彼のような人こそ、きっとロマンチスト、と決めつける、るいこの選曲。・・・で、家にあるカセットテープを探したら、中山美穂(キーはA)のと角松敏生(キーはF)のと両方あって、中とって“G”でアレンジして来ました〜、って言ったら、ぬっきーが「るいこさんの家って一体何曲(音源が)あるんですか?」・・・って、流れから見たらそう思うやろうけど。種明かししてしまうと、“昔から大好きで家にカセットで残してある曲の中から選んでる”のであって、『恋バカ』や、童謡たち、『昭和歌謡メドレー』の中に入ってる曲の中のいくつか、なんかも、アカペラグループを組んで歌う、という具体的なイメージも何もないときから“いつかどこかで何かのかたちで演奏したい”と思い続けてきた曲を、そのときそのとき提案してるだけで・・・。こうやってホントにカタチとして演奏出来るってことが、ほんと、夢叶っていってるわぁ〜、と一緒に歌ってくれるメンバーに感謝、です。
 それはいいとして、おく・ぬき・るいの3人で、今日は“歌えそうかどうか歌ってみただけ”。うん。まずまず、イイ感じです。みいちゃーーん、5番さんのラストの音が変わりました。「ラ」じゃなくて、その1音上の「シ」です。

 ここで今日の4人が揃ったので、YUBA先生のヴォイトレをもう1セットみんなでする。2回で1時間使うから、今日はほんと、発声の時間たっぷり。

『やさしさ』
 ライブに出して、グッと“モノになった感”が増したね。まきちゃん、すっかり“持ち歌”です。出来がまぁまぁだったので、時間ないし、次にいこう・・・。

『あめふり』
 “このパートのココのところで下がる(とか上がる)”というポイントがあって・・・。今日は3番さんのある箇所だったんだけど・・・そこを見つけてしまうと何回か繰り返しがあっても同じパターンだから意識して歌えばOK。これがいつまでたっても見つからない日は何回歌っても“下がる〜(とか上がる〜)”と言い続けて辛いけど、今日はなんとか見つかって良かったね。

『アンパンマン』
 さっきの『あめふり』は下がったけど、こちらは上がる曲。なんで上がるのか、どこでなのか、ポイントが見つからな〜い。各自録音を聴いて、“ココや〜ッ!”というのがわかったら報告してください。けい&ゆみが「歌詞が覚えにくい曲〜!」と嘆いていたのがヨクわかる。ホンマや〜。“そら”、“うみ”、“ゆめ”、“あい”、“ぼく”、“きみ”、“あめ“、”くも”・・・ギャ〜ッ!!なんとかして〜ッ!!

『サイレント』
 ぬっきーごめ〜ん、歌詞打ち間違えてるの、こないだまきちゃんには言ったけど、言うの忘れてた〜!「Round you virgin mother and child」じゃなくて、「Round yon virgin mother and child」なのさ。ヨン様。ちなみに意味は、
yon(=yonder) 〈形〉 《古語》 あそこの、向こうの 〈副〉 《古語》 あそこに、向こうに
なのですが、〈形〉なの?〈副〉なの?Roundの後、ということは・・・?英語得意な人教えて。
ついでにもう1コ意味は〜?と言ってた単語ですが、
radiant 〈形〉 1.熱(光)を発する、輝く 2.(人・表情が)(喜びなどで)輝いた、晴れやかな
「birth」と伸ばすところ、「r」の感じで長く伸ばすのは恥ずかしい、と悩み、「beams」の最後の「ms」とか、、「sleep」の最初の「s」とかが“一瞬で言えない”(日本語の「む」とか「す」とかみたいに母音がくっついちゃって時間がかかる感じになる)と苦しむぬっきー。あぁ、私が英語が得意で教えてあげられたらいいんだけど、こればっかりは・・・前は私がリード歌ってたんだけど、K先生にも、ぺえこ先生にも「・・・るいこサン、もうちょっと英語らしく歌えませんか?」と言われていたので・・・おっくん、みいちゃんにも手伝ってもらって練習しましょう。それと、前におっくんにいろんなアーティストが歌う『サイレント』のMDを作ってもらったのがあるので、持っていくわね。
 発音しにくい言葉があると音が下がるし、途中でゴスペル調になるところの雰囲気がなかなかそれらしく出せなくて、こういう“ベタな曲”ほど、サラッと歌ってサマになる・しかもそのグループらしい色も出して、というのは、すごく難しいことなんだなぁ・・・と毎年思います。

 あらら、あと10分。

『涙そうそう』1回歌っただけ。

 あらら、あと5分。発声に時間がかかったのと、曲もなかなか進まずで、お昼を食べてなかったので、最後の5分で食事タイム&ミーティング。仕上げなあかん曲はたくさんあるのに練習はあと何回?コワい・・・。しかし、ぬっきーからもらった、“るいこ抜き”のアキのアカペラ交流会のDVD見て、あぁもぅなんていうか、どこで、どういうふうに何人で歌っても“ちりんはぜったい伝わる”っていう確信を得たので、そういう意味ではコワくない。いや、やっぱりコワい・・・。この年齢になって、こんなコト(趣味の活動についてのいろいろ)で心が揺れる、ってことはやっぱりしあわせなことです。いろんな人に感謝しつつ、がんばって練習するしかない。あと何回?って最大5回。あぁやっぱりコワい・・・。   < by るいこ >