第４回のオフ会は11月27日。３ヶ月あいたけど、これは、ぬくぬくのお預かりがその日程だったから。しかし、オフ会の前夜はとにかく眠れない。うつらうつらしては、「ちびザルが急に発熱」の夢ばっかり見て、ドラマみたいにベタにガバッ！あッ、夢かぁ・・・でホッ、みたいな。今思えばアホみたいなんだけどねぇ。その頃の日記(完全にプライベードにノートにつけてるやつ)見ても、とにかく、小さいコトをグチャグチャ心配しては悲壮感漂わせまくり〜。「アカペラが思うように進まへんから」といっては絵手紙に燃えるゾ！と思ったり。(もちろん絵手紙も好きなんですけどね・・・。)“２人目不妊”にどっぷりハマって悩んでもいたり。すべてがネガティヴ。でも、なんやかんや言ったとしても、なんとかしてオフ会のご案内メールは「いつか出す」といつも思ってたし、出したら来てくれる人が居たし、『アカペラ虎の巻』の中の混声の『オリビアを聴きながら』を展開変えて女声ばっかりで歌ってる時間は、とにかくハイだった。これで、“今年度はぬくぬくお預かりの時間を利用して”、“来年度ちびザルが入園してからは、月１とかちゃんとペース決めて”、楽しみながら続けていけたらなぁ・・・と、カタチが見えてきた。

　・・・その頃です。'00年クリスマスイヴの日。そらまめママの母が胃ガンであることが発覚。なんかすべてがパタリと停まってしまった。もう見つかった時点で「余命３ヶ月」みたいなカンジで。「どんなテを遣ってでも治してやる！」って身内ががんばれたのかどうか今でも自信がない。ただ悲しんでいただけなのかも。ちびザルと外で遊んでいても、気がつくと座り込んで泣いていたり。時間があるときはとにかく実家へ行くので物理的にもアカペラは出来ないし。「何をやってるのかわからないような何ヶ月かが過ぎ、ちびザル入園の季節がやって来た。３ヶ月と言われた母も、この季節、そして初孫の可愛い制服姿を見たら元気が出て、「小康状態」って思えるときもあった。そして入園したら幸か不幸かやっぱりいろんな考えるコトが出てきて、気持ちがちょっとだけシャンとしたそらまめママ。「ただ、母が死ぬのを待つみたいに過ごすんじゃなく、ちゃんとやるコトはやって、こうやって人生いろいろあって、主婦って、身内に何かあったら、何もかもがとまってしまうけど、だからこそ、一生好きで居られるコト(アカペラ)を見つけた自分が、とにかくやれる時間を捻出してでもやらなアカン！」と・・・またいつやれるかも知れない「次のオフ会」のコトを考えるコトにした。それに向かって、「なんか使いにくい市販の楽譜」じゃなく、「自分でアレンジして、このグループで歌いやすいように作った楽譜」を用意しよう。そして、こんなネガネガネガティヴでやってたんでは、一緒に歌ってくれる人にも悪い、もっと明るく生まれ変わろう、とＨＮをそらまめママからるいこに変え、ＨＰ『Ruiko's Cafe』.の準備も始める。

　　　　　　　　初オフ会から１年経過　

　前回から半年以上たった、'01.6.15、第５回オフ会。３人だったので、「市販の女声３部合唱」の楽譜を使って歌ってみたり。第６回が７月５日。この日に初るいこアレンジの『 be alive 』を歌いはじめる。ひゃ〜、アレンジって大学生のときは簡単だと思ってたけど・・・。それは、「そのメンバーの声」がわかっててやるからだったんだ。「いつ誰が来て誰が来ないかわからないオバチャンサークル」のアレンジってまったく別モノ。コレは勉強のし直しや。でもやりたい。きっとそういうコト、人生の一部の時間をずーーーとそれ(その時点でやってる趣味的なコト)に費やしたい人なんや、私は。うんうん。相変わらず実家へ通いながらの日々ではあったけど、ちびザルの入園で少し時間が出来たし、こういうふうに月１くらいにやっていけるのかな・・・。で、夏休み中の第８回。'01.8.9・・・いやぁ、この日は母の病院に泊まり込んだその足でオフ会に行き、練習にも半分しか参加出来なかったんだけど、それでも、「月１ペース」を３回やると、「ちょっとハモる感じ」が出てきたのかなぁ〜・・・と思いつつ寝たその夜２時頃、母が亡くなりました。