'06春ライブ

'06.03.26(日) 於:京橋 Melody Party 稽古場

ちりん、はじめての“単独ライブ”です〜ッ!!

メンバーやっちゃんが卒業するので、その”お別れ会”的にやりたいね、というのはもちろん大きな目的ですが・・・

あの'05メロパクリパの・・・“緊張でボロボロになり、実力の半分も出せない人多すぎ”・・・の悔しさが・・・本人さんたちより、るいこに残っていた・・・やっぱライブは“数”こなさなきゃね〜ッ、ってことで。

春ライブはこんな感じ

1:00〜1:30 Tステージ目 (Over The Rainbow/さんぽ/When You Wish Upon A Star〜メンバー紹介つき〜/卒業写真/聖子ちゃんメドレー/Everything/<アンコール>be alive)

1:40〜1:45 T-time友情出演(君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね)
        ・
        ・
(第T部のお客さまとちりんのお喋り会)
        ・
        ・
2:30〜3:00
 Uステージ目(Over The Rainbow/Everything/When You Wish Upon A Star〜メンバー紹介つき〜/聖子ちゃんメドレー/涙そうそう/恋のバカンス/<アンコール&卒業するやっちゃんへ贈る歌として>ハナミズキ)
        ・
        ・
(第U部のお客さまとちりんのお喋り会)
        ・
        ・
4:00
 終了

 いつもの稽古場に集合して、荷物をそれなりに片付けて見ると、けっこう広いや〜ん。なんやかんやで15〜20席くらい取れそうだね。でも、2回公演にしといて正解だったね。「行くよ〜」って言ってくださった方が思いのほかたくさんだったので。

 イスを並べて、発声してちょっとリハーサルして。ちょっと腹ごしらえもして、でもやっぱりもうちょっとリハーサルして・・・。落ち着かない。あぁ、時間って「経たないで!」って思うとなんてアッという間に経ってしまうのでしょう・・・。

 そろそろお客さまが・・・って、今考えると、よっぽどテンパってたのか、誰がどんな順番で来てくれたのか、全然覚えてませ〜ん。“明石の姉さん”たち、ことT-timeさんたちは、友情出演の声出しのために、他のお客さまより早く来てはったけど。お客さまへのお茶出し、録音・録画・・・まで全部自分たちでしなくちゃ、ということもあって、開演前に来てくださった方にちゃんとご挨拶が出来ませんでした。お許しを。

Tステージ目(1:00〜)

 『Over The Rainbow』やっぱりオープニングは緊張で顔がこわばる。でもぬっきーサスガの舞台度胸で堂々と歌いきりました!やっちゃんを最初のMCの人に持ってきてヨカッタ〜♪メロパクリパのときMC上手であることがわかっての起用大正解。『さんぽ』うん、子どもたちも何人か居るし、やっぱりこの曲は楽しく歌えるね。『☆ねがメン紹』ライブ前の数日、“言うこと考えなくちゃ”と思うんだけど、結局やることが多過ぎて、そこまでいかないで、行き当たりばったりになっちゃうんだけど、喋り始めたら“なんとかなる”のです。『卒業写真』・・・クリパのときあまりにもボロボロだったので、アレンジを4部→5部に、しかも易しくして再チャレンジでゴザイマス。うん。今まででイチバン良い出来だった。けいちゃんの声も伸びていた。『聖子メドレー』クリパのときはマイク有りだったので、 ”マイク有りを前提とした振りつけ”がついている曲。なので、今回メイク無しのイヴェントでは「なんか手持ちぶさた〜」という声があり、考え出したのが、「手にミニブーケ(造花)を持って歌う」。それだけでは飽き足らず、「じゃあサ、クリパのとき“投げキッス”だったところでそのブーケ投げない?」ってなって、さらに「じゃあサじゃあサ、投げられたブーケを受けとってくださったお客さまには何かプレゼントしない?」ってなって、さらに、「じゃあサじゃあサじゃあサ、ブーケの中にひとつ大当たりを作って、大当たりのブーケを取った人にはホンモノのお花をプレゼントというのは?」となって・・・どんどん広がる私の妄想に付き合って、メンバーみんな準備に奔走してくれました。おおきにありがとう。『Everything』最近でいちばん安定してる曲なので、安心して歌えました。さて・・・アンコール・・・無理矢理ですな。『be alive』

T-time友情出演コーナー(1:40〜)

 『君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね』るいこがT-timeに歌って欲しくて勝手にアレンジした曲です。今日はリードのマッキーと「クィックィッハァ〜」のかけ声がセクシーななおりんが居ないので、替わりにリード:るいこ、かけ声つき3rdをやっちゃんが。おっくんはもともとT-timeとちりんの両方に入ってるので、ちりんなのかT-timeなのか・・・という即席ユニットの出来あがり。楽しく歌えました。さすが、イケハセさん、コーラス上手です。

ご歓談タイムその1

 産休中のメンバーさんが、4ヶ月のベビーちゃんを抱いて来てくれた。知る人ぞ知る、女声アカペラブループのメンバーさんが、今回でちりんを離れて関東方面へ行ってしまうやっちゃんともともとお友だちだったこともあって、もう1人のメンバーさんとその子どもちゃんと来てくれた。・・・他にもいろんな人が・・・あぁ、ライブで歌ってることももちろん嬉しいけど、こうやって集まってもらえることがスゴく嬉しい。けいちゃん's お嬢・作の「ちりん」クッキー、みんなもらってくれた?

Uステージ目(2:30〜)

 『Over The Rainbow』『Everything』Tステとメンバー配置が若干違います。7人居るからこそなせるワザ。いや、なさなきゃならない。ライブ当日でさえ、“何が起こるかわからんチビ連れ主婦”なので、“5人かつかつ”というのはやっぱり今のちりんには難しいと思う。だから、“5人の固定グループ”に比べたら、音作りが甘く・・・ならないようにキビシく・・・よけいキビシく、これからの練習もやっていきます。幸い、「今の音、低いッ!」「ヘタクソッ!!」「音痴ッ!!!」と言われれば言われるほど、“燃える”キャラばっかり揃ってます、ナゼか。おっと、話がそれた・・・。『☆ねがメン紹』うん、やっぱり喋りはじめるとなんとかなる。『聖子メドレー』TステもUステも、クリパのときよりはずっと上手だった。でも、まだまだです。メドレーってやっぱり歌っても歌っても難しい。転調に継ぐ転調だから。さて。後は“お客モード”で・・・ってなる私るいこでゴザイマス。続く『涙そうそう』『恋のバカンス』と私は“歌う5人”には入ってないの〜。“るいこ・おっくん・けいちゃん”の3人は出づっぱりで当たり前、っていうか、「主たる部分は3人がなんとかするから、あと2人ガンバってついてきて!」みたいに思ってたときもあったけど・・・この“花の高3トリオ”じゃなくて、“花の古参トリオ”、最近ラクさせてもらってます〜。ちりん歴7ヶ月〜1年半まで、いろんな時期に入ってくれた“比較的新しい人たち”も、それぞれにちゃんと“ちりんのメンバー”として、自分の役割りがわかってる、っていうか、むしろ新人がひっぱってる場面もあったり・・・“どの5人が出てきても、それはそれでちりん”・・・ってこの話ちょっとシツコい?いや、なんか“こっち(客席)側”からMCにチャチャ入れたりしながら、そこのところがスゴく嬉しかったから。

 さてさて。そういうふうに誰が新しくて古いんだかわからないように、それぞれが主張するときはしたり、でも、ココぞというときはやっぱり古い方をたててくれたりしながら、うまぁ〜いことなるように調整してくれてた中間管理職・やっちゃんが、今日ちりんでのラストステージです。「アンコールはT・Uステージとも『be alive』ね♪」って言いつつ、やっちゃん以外のメンバーでこっそりメールをやり取りして相談したり、”彼女が練習場所に居ないスキに”ちょっとずつ練習したり・・・あとはひたすらそれぞれに個人練習して、「ホントに出来るん?」と言いながらも、今日歌いたい!やっちゃん&さ〜ちゃんに贈りたい曲『ハナミズキ』。吉本新喜劇で、誰かがお店を尋ねて来るシーンで必ず出る「ジャマするで!」「ジャマするんやったら帰って!」というやりとりとは違い、「アンコールと言ってくださるお客さまに対して数回しか練習してない曲を出すのはどうかと・・・」なんて言い訳がましいMCにも、「数回の練習やったらやめといて!」とは言わず、快く聴いてくださったお客さまのあたたかい雰囲気に支えられ、心を込めて歌うことが出来ました。やっちゃん、お疲れ!またいつか一緒に歌おうね。

ご歓談タイムその2

 知る人ぞ知るアカペラグループのお2人さんは2ステージとも見てくださったし、“ちりんの縄文時代”を知る元メンバーさんは、私が「場所はいつもの稽古場!」って・・・ココとわかってくれてると思って連絡したんだけど・・・その人にとっての「いつもの稽古場!」は懐かしのファッチャの小部屋で・・・でも、「連絡不足!」と怒って帰らず探してたどり着いてくれて。ぬっきーん家の3男坊せいちゃんは、長時間ずっとお利口だったねぇ。いろんな人とニコニコずっとお喋りしてたけど、ゆみちゃん'sダーリンとは、特にめちゃ楽しそうに野球やサッカーの話してたなぁ。そうやって、“このメンバーが呼んだお客さまとあのメンバー”とか“お客さまどうし”とか、いろんなところで、新たな交流が生まれるのも、ライブがくれる大きな喜び♪

 

 「春ライブということは、冬に練習・・・」チビ連れ主婦サークルにとって、ココがネックのように思われ、企画することそのものがとっても勇気が要ったし、「する!」って決めてからも、なにせ“はじめての単独ライブ”なので、想像がつかない部分が多過ぎて、後から「もっとこうしたらよかった」と反省することもいっぱい。(1曲歌うごとにおじぎしたら速攻みんなでカンペ見ないで済むように、曲順とMC順はアタマに叩き込んでおくべし、とか・・・)そして、いつも言うようですが、主婦が「家庭のコト以外で、一生懸命やりたいコトをもつ」っていうことは、いろんな方面に迷惑かける割りに実りが遅い・・・こんなコトやらしてもらってていいのか、と悩むこともしばしば。でも、私たちは、素敵な方々の前で、しかも自分たちもしっかり楽しみつつ歌える喜びをまたしても感じてしまった。これを知ってしまうともうどうにもやめられない。思いのほかたくさんだったお客さまが「今日来てよかった」と・・・この言葉は魔法です。もうどうにもとまらない。これからも歌い続けてしまうでしょう。家族よ、許して。友人たちよ、また聴きにきて。そして、まだ見ぬ関西主婦アカペラーの同志よ、ちりんに入って一緒に歌ってください〜♪